長野県

冬の守屋山 杖突峠から日帰りで往復《2021年3月》

守屋山は南アルプス最北端に位置する山として、長野県諏訪市と伊那市の境にあります。標高は1650.3メートル。諸説ありますが、一般的には諏訪大社の御神体と言われています。危険個所も比較的少なく日帰りで登山可能な山であるため、一年を通じて多くの登山者が訪れる人気の山です。山頂からの展望は素晴らしく、日本展望の山100山にも選ばれております。

杖突峠から往復で守屋山に日帰り登山した様子を記していきます。

↓ YouTubeにも動画を上げています。動画も見てもらえると雰囲気がイメージしやすいので、よかったらどうぞ。

ルート概要

【標準コースタイム】

 登り 2時間25分 ※無雪期の標準コースタイムです。

  1. 杖突峠から東峰へ
  2. 東峰から西峰(守屋山山頂)へ

 下り 2時間00分 ※無雪期の標準コースタイムです。

  1. 西峰(守屋山山頂)から東峰へ
  2. 東峰から杖突峠へ

【日 程】

 2021年3月7日(日曜日)

守屋山の山行記録

昼12時10分の杖突峠登山口 駐車場。舗装はされていませんが、広い駐車スペースです。

駐車場の奥、ソーラー発電施設のフェンス脇から守屋山登山道が続いています。

カラマツ林の中を進む。

途中で林道も歩きます。

林道を進み、左側に見える木製のゲートへ。

ゲートをくぐって少し下ると平坦な道を進む。

橋を渡っていると広場や避難小屋、トイレがある分杭平が見えてきます。

ツノがあるのでシカかな?カメのようにも見えます。

木彫りのクマがお出迎え。

分杭平に到着。

分杭平は広場になっていて、ベンチもあるので休憩にちょうど良いです。

分杭平から残雪がありました。

本格的な登山道がスタートです。ここにも木彫りのクマ。

踏み固められて凍った雪の上は非常に滑るため、チェーンスパイクか軽アイゼンを装備する必要があります。

雪上ではチェーンスパイクを装備して歩き、

雪が無い所では外します。日当たりによって雪の有無に違いがあるので、チェーンスパイクの着脱が面倒です。

守屋山の東峰に到着。

周囲に木が少ないので周囲の景色はよいです。諏訪湖もよく見えました。

東峰には鉄の格子に覆われた祠があります。祭事に使用すると思われる弓が供えられていました。

守屋山の最高地点の西峰へ向かいます。

元気になる木。

西峰の手前にある小さな白い建物は避難小屋です。

名前はラビットハウス。

壁には山の情報などが掲示。

こじんまりとしたスペースで6人ほど座ればいっぱいです。

ウサギのキャラクターも飾ってありました。

避難小屋から西峰の山頂標識が見えます。

途中、網で囲ってある場所は植生の保護を目的としているようです。

守屋山(西峰)の頂上に到着。木製の山頂標識には日本展望の山100山と書かれています。

山頂は多くの人が休憩するには十分な広さです。

守屋山の山頂から振り返って見る避難小屋。

東峰よりも諏訪湖がよく見えます。

遠くの山の展望もよいです。

今回の雪道はガチガチに凍った氷の滑り台のような所もありました。昼を過ぎても凍り付いた圧雪が緩むことはなかったです。下りもチェーンスパイクをしっかり装備して恐る恐る進みました。

今回の杖突峠からの往復は比較的安全なコースですが、残雪期は注意が必要となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。