長野県

志賀高原の岩菅山 聖平登山口から往復 《2021年9月》

志賀高原の奥にある岩菅山は、日本二百名山のひとつに数えられる長野県北部の山です。標高は2295メートル。山頂には岩菅大権現が祀られていて、古くから信仰登山の山であったことがわかります。

聖平登山口から往復で岩菅山・裏岩菅山日帰り登山した様子を記していきます。

↓ YouTubeにも動画を上げています。動画も見てもらえると雰囲気がイメージしやすいので、よかったらどうぞ。

ルート概要

【標準コースタイム】

 登り

  1. 聖平登山口から岩菅山へ(2時間55分
  2. 岩菅山から裏岩菅山へ(50分

 下り

  1. 裏岩菅山から岩菅山へ(45分
  2. 岩菅山から聖平登山口へ(2時間05分

【日 程】

 2021年9月19日(日曜日)

岩菅山の山行記録

朝6時10分の聖平登山口。幅が広くなっている路肩に7台ほど車を駐車することができます。到着した時点で車は駐めてありませんでした。

登山口の標高標識を見ると1535メートルと書かれています。標高がすでに高いため涼しいです。

登り始め。石畳の登山道でよく整備されています。

小三郎小屋跡の分岐点。左に進みます。

岩菅山山頂まで4.3㎞のようです。

水路沿いの平坦な道をどんどん進んで行くと、

遠くから聞こえていた沢の音が大きくなってきます。

武右エ門沢の木橋を渡る。

武右エ門沢の石碑。

アライタ沢にも木橋があります。

ぬれている木橋は非常に滑りやすいです。

アライタ沢を過ぎると急な階段昇りとなります。一歩一歩と進むごとに沢の音が小さくなっていく。

沢の音が聞こえなくなると静かな林を通ります。差し込む朝日が神秘的。

真っ白なキノコ。

ちょうど逆光になる角度であったため、木々の間から日光が目に差し込んで眩しいです。

岩菅山中間点を示す古い標識。

本日目指す岩菅山の山頂が姿を現しました。

分岐点のノッキリに到着。左へ進みます。

ノッキリの語源が気になります。

ノッキリにはベンチもあるので休憩に最適。

ノッキリを過ぎると展望が開けます。

見た感じ岩菅山の山頂手前はキツイ登りになりそうです。

登ってきた道を振り返る。

急登を進み、大きな岩が見えてきたら岩菅山の山頂はあと少しです。

岩菅山の山頂近くにある石碑と石祠。

石碑は少し心配になる佇まい。強風などでパタンと倒れてしまいそうです。

岩菅山の山頂に到着。

木製の山頂標識。

岩菅山の山頂は休憩可能な広さもあり、

展望も良いです。

岩菅山大権現の石碑。

岩菅山の山頂近くにある避難小屋の中も見てみます。

避難小屋の簡易トイレ。

避難小屋の入口。

避難小屋の中。

避難小屋の中央にはストーブがありました。

尾根をあるいて裏岩菅山へ向かいます。木々の葉が色づき始めています。

岩菅山の方向を振り返る。岩菅山から裏岩菅山の稜線歩きは遮るものが少ないので抜群の景色です。

裏岩菅山までは上り下りがあるので意外と疲れます。

裏岩菅山に到着。

裏岩菅山も360°の展望を望むことができます。

焼額山の方面。

岩菅山から裏岩菅山まで往復すると標準コースタイムで1時間35分ほど。

体力と時間に余裕があれば登山計画に入れてみることをオススメします。

裏岩菅山から先も稜線は続き、険しそうな見た目です。

来た道を引き返して下山します。

11時00分、聖平登山口に戻ってきました。路肩の駐車スペースは満車。朝6時00分頃は一台も駐まっていなかったので以外でした。

裏岩菅山への開放的な稜線歩きも素晴らしいですが、岩菅山まで行くだけでも十分に景色を満喫できます。時間と体力を考慮して検討してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。