焼額山(やけびたいやま)は長野県の志賀高原にある山のひとつです。標高は2009メートル。山頂部は湿原になっており、稚児池と呼ばれる池があります。スキー場としてかなり開発された山ですが、無雪期の登山も魅力的です。
志賀高原プリンスホテル前にある登山口から往復で、焼額山に日帰り登山した様子を記していきます。
↓ YouTubeにも動画を上げています。動画も見てもらえると雰囲気がイメージしやすいので、よかったらどうぞ。
ルート概要
【コースタイム目安】
登り 1時間35分
志賀高原プリンスホテル前にある登山口から焼額山へ
※山頂部の稚児池湿原の散策時間は含みません
下り 1時間05分
焼額山から志賀高原プリンスホテル前にある登山口へ
【日 程】
2022年7月30日(土曜日)
焼額山の山行記録
朝6時00分の焼額山登山者専用駐車場。志賀高原プリンスホテル前にあります。
スキー場内の林道歩きからスタート。
駐車場から林道を5分ほど進んだ先、登山道が分岐しています。
はじめは登山道らしい道のりです。
一旦ゲレンデに出ますが、再び林の中の登山道へ。
ネマガリタケの林を進む。
林を抜けると広いスキー場のゲレンデに出ます。斜面を真っすぐに進むので中々の登り応えです。
振り返って景色を眺め、休みながら登ります。
スタート地点で既に標高1500メートル以上。朝方ということもあり、あまり暑さを感じませんでした。
ふと空を見上げると、たくさんのトンボが飛んでいました。トンボも標高の高い所で涼んでいるのでしょうか。
正面に見える建物はスキー場のゴンドラ山頂駅。
左の登山道へ進み、再び林の中へ。真っすぐゲレンデの方を進んでも後で合流可能です。
焼額山の山頂まで0.45km。
山頂の手前は木道で整備されていました。
分岐を左へ。
林を抜けた先に稚児池湿原。ここが焼額山の山頂です。
稚児池の近くにある焼額山の山頂標識。山頂に池があるとは、なんとも珍しい感じです。
風が無いお陰で稚児池の湖面が鏡のようになっていました。
焼額山の山頂に広がる稚児池湿原。
石祠。
ほわほわ感が無くなっていますが、広い範囲でワタスゲが見られました。
山頂周辺は木道で整備されているので、稚児池を含めた湿原をグルっと周ることができます。
所々で木道が壊れていたりするので、足元に注意が必要です。
焼額山神社の鳥居をくぐる。
稚児池に映る鳥居。
カモの親子が木道を横切り、稚児池に入っていくのを見かけました。
山頂周辺の遊歩道を楽しんだら、来た道を引き返して下山です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。