斑尾山は長野県飯山市と信濃町の境にある北信五岳のひとつ。他の北信五岳(戸隠山、飯縄山、黒姫山、妙高山)とは野尻湖を挟んだ反対側に位置してます。標高は1382メートルと北信五岳の中で最も低いですが、四方に張り出した尾根が特徴的です。
今回はまだらおの湯から往復で雪山の斑尾山・大明神岳に日帰り登山した様子を記していきます。
↓ YouTubeにも動画を上げています。動画も見てもらえると雰囲気がイメージしやすいので、よかったらどうぞ。
ルート概要
登り
- まだらおの湯から斑尾山へ
- 斑尾山から尾根を歩き大明神岳へ
下り
- 大明神岳から尾根を歩き斑尾山へ
- 斑尾山からまだらおの湯へ
【日 程】
2021年2月13日(土曜日)
冬の斑尾山の山行記録
朝6時50分のまだらおの湯の駐車場。まだらおの湯の建物から氷柱が垂れ下がっています。
まだらおの湯の営業は10時からなので駐車場に他の車は駐まっていませんでした。下山後すぐに温泉で体を温めることができます。
まだらおの湯のホームページ:
http://www.furusato-toyota.com/madaraonoyu
まだらおの湯の駐車場から一度道路に出て、左に回り込み登山口へ。
無雪期と同じルートをたどって行きます。スタート地点は既に多くの踏み跡がありました。
まだらおの湯の隣にあるアスレチックもすっかり雪に埋もれています。
いくら踏み跡があると言っても、何も装備しないで歩くと足がズボズボ埋まりました。輪カンジキを装備して進みます。
途中までスノーモービルが通った後があったので歩きやすい。
踏み跡が無くなりました。
一歩一歩と足跡を付けながら進みます。本日は比較的歩きやすい雪質でした。
足跡を振り返る。
小さな雪玉が転がりながら渦を巻いて大きくなったようです。
無雪期は林道だった道を歩く。再び踏み跡が現れました。
急登の始まり。無雪期でもキツイ登りでしたが、雪があることで更に大変になっています。
本日は青空が広がる予報。
尾根に到達して歩いていると右手に斑尾高原スキー場が見えます。まだ時間も早いため、誰もスキー場を滑っていませんでした。
信越トレイルの起点でもある斑尾山の山頂に到着。すっかり雪に埋もれてしまった標識は少しだけ掘り起こされ、頭の部分のみ見えました。
高い位置にある年季の入った山頂標識は雪に埋もれていません。
斑尾山の展望はありませんので、隣の大明神岳まで行きます。大明神岳までの道のりは雪がしっかりと踏み固められていました。輪カンジキを外して歩いても足が埋もれない程です。
大明神岳の山頂。
晴れたおかげで抜群の景色です。
野尻湖もはっきりと見え、ワカサギ釣りの船も点々と見えます。
斑尾山と同じ北信五岳である妙高山(標高2454m)。
黒姫山(標高2053m)も北信五岳のひとつ。
飯縄山(標高1917m)も北信五岳。ちなみに残りのひとつは戸隠山(標高1904m)です。
大明神岳から来た道を引き返して下山しました。
同じ斑尾山でも季節を変えて登ると全く違った印象を受けますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。