長野県

雨飾山 雨飾高原キャンプ場から日帰りで往復《2020年7月》

雨飾山は新潟県糸魚川市と長野県小谷村の境に位置する山で、猫の耳のよう並ぶに二つの峰が特徴的です。標高は1963メートル日本百名山のひとつとして知られる雨飾山は人気の山で、特に週末の土日は多くの登山者が訪れます。

雨飾高原キャンプ場から往復で雨飾山に日帰り登山した様子を記していきます。

↓ YouTubeにも動画を上げています。動画も見てもらえると雰囲気がイメージしやすいので、よかったらどうぞ。

ルート概要

【標準コースタイム】

 登り 3時間55分

  雨飾高原キャンプ場から雨飾山山頂へ 

 下り 3時間10分

  雨飾山山頂から雨飾高原キャンプ場

日 程】

 2020年7月27日(月曜日)

雨飾山の山行記録

朝5時40分、雨飾高原キャンプ場前の駐車場。平日というのもありますが、天候が良くないので駐車場はガラガラでした。

駐車場の奥にある休憩舎。3つの部屋があり、左右がトイレで中央が休憩スペースになっております。

休憩舎中央の休憩スペース。入口から入って左側に登山届用紙と投入ポストあり。

休憩舎の脇を通り、さらに奥に進んで登山道入口へ。

登り始めは沢の音を聞きながら湿地帯を進みます。

沢を泳ぐ魚。

金属製のプレートに「1/11」と表示されています。まだまだ始まったばかりです。

湿地帯を過ぎると急登が始まります。登山道はよく整備されているので歩きやすい。

「ブナ平」の標識。この辺りはブナの木が多いです。

せっかく高度を上げてきましたが、荒菅沢(あらすげさわ)と呼ばれる大きな沢までチョットだけ下りになります。

折れた荒菅沢の標識。

荒菅沢が見えてきました。

足場に注意しながら慎重に荒菅沢を渡ります。

荒菅沢を渡り終え、布団菱(ふとんびし)の方へ視線を移すと、雪渓が残っているのが見えました。雨飾高原キャンプ場から往復するルートの見どころである、布団菱の大岩壁が雲で隠れているのは残念です。

荒菅沢を渡った後は再び急登が続く。尾根上に出るまでの辛抱です。

急登の終わりころにある木のハシゴ。

ようやく尾根上に出ましたが、真っ白で何も見えません。

金山へ続く縦走路への分岐。ここから金山山頂まで標準コースタイムで5時間近くかかるので、目指す人は少数です。

雨飾山荘の登山道からの合流地点です。今回は長野県側から登ったので、次回は新潟県側の雨飾山荘から登るのも良いですね。

強風で雲がどんどん流れていきます。山頂に着くタイミングで少しでも晴れることを期待です。

山頂近くに到達。まずは雨飾山北峰へ行きます。

4体の石仏と石祠が鎮座されております。元は同じ方向を向いていたはずの石仏ですが、左の1体だけ違う方向を向いていました。

雨飾山北峰から見る日本海。上手いこと強風で雲が退いてくれました。

山頂標識のある雨飾山南峰へ行きます。

南峰雨飾山の山頂となっております。本日は曇りで何も見えませんが、晴れていれば北アルプスなどの他の山々を一望できます。

南峰から見た北峰。強風のため景色もほどほどに来た道を下山しました。

下山後の雨飾高原キャンプ場前の駐車場。9時40分ころにも関わらずガラガラです。

雨飾高原キャンプ場から往復するルートは長すぎることなく、日帰り登山にちょうど良いと思います。登山道も良く整備されているので、比較的歩きやすいです。登山口近くに雨飾高原キャンプ場があるので、前泊して次の日の早朝から雨飾山に登るのも良いかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。