青田難波山は新潟県の上越市と妙高市の境に位置する山です。標高は949メートルで遠くから見ると、なだらかな山容をしております。冬季には多くの雪が降り積もるため、それだけ春の雪解けは遅いです。降雪量によって状況は毎年変わりますが、登山適期は5月下旬頃からとなります。
南葉高原キャンプ場から周回で青田難波山(南葉山)に日帰り登山した様子を記していきます。
↓ YouTubeにも動画を上げています。動画も見てもらえると雰囲気がイメージしやすいので、よかったらどうぞ。
ルート概要
【標準コースタイム】
登り 2時間20分
南葉高原キャンプ場から桑取分岐を経由して青田難波山へ(明神沢コース)
下り 1時間25分
青田難波山から南葉高原キャンプ場へ(木落し坂コース)
【日 程】
2021年6月5日(土曜日)
青田難波山(南葉山)の山行記録
9時30分、南葉高原キャンプ場の登山・山菜取り専用駐車場。舗装はされていませんが非常に広いです。
登山・山菜取り専用駐車場から南葉高原キャンプ場まで10分ほど道路を歩きます。
南葉高原キャンプ場の管理棟である南葉ロッジが見えてきました。
管理棟を通過してキャンプ場奥にある登山口へ。
登山コースの案内看板もあるので、通るコースを確認してから登ると良いですね。
立ち並ぶバンガロー。
キャンプ場を奥の方まで進むと「木落し坂コース」と「明神沢コース」の分岐が見えてきます。
今回、登りは右の「明神沢コース」を利用しました。
樹林帯の道を進みます。
ユリの仲間。
樹林帯の合間、上越市の街方面の眺めがよい所があります。日本海もぼんやり見え、米山はちょっと雲で隠れていました。
明神沢コースでは途中で沢を何度か渡ります。
遠くに見える雪渓から白いモヤが出ていて涼しげです。
密集して生え始めているギンリュウソウ。
前日に雨が降ったので道は結構ぬかるんでいます。
静かなブナ林の中を進む。
木に取り付けられた目立つ標識。
桑取方面との分岐に到着です。左に進んで青田難波山を目指します。
まだ場所によって残る雪渓。積雪量の多さを思い知らされます。
少し霧がかかった中、急登を進む。
青田難波山の山頂に到着です。木々が周りに生えているので展望はありません。
石の祠と山頂標識。
下りは木落し坂コースを利用します。
明神沢コースに比べると木落し坂コースは道幅も広く歩きやすい印象。
ショウジョウバカマ。
池には白い卵。
木落し坂コース7合目の見晴らし台。
見晴らし台は小休止にピッタリの広場です。
木落し坂コース6合目の水場。冷たい水が塩ビのパイプから出ています。
南葉高原キャンプ場の近くまで来れば道はゆるやかです。
舗装された道に出ました。2021年現在では休止されているテントサイトの脇を通過します。
明神沢コースとの分岐点に戻り下山完了です。
青田難波山は危険個所も少なく、木落し坂コース往復であれば比較的短時間で登ることができます。初心者向けの山ですが、前日などに雨が降った場合、登山道は非常に滑りやすくなるので注意が必要です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。